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カピルピレッスン - 2009年1月9日

日本の喫茶店に入ると80%強の確率で(推測)ウィンナーコーヒーを頼むのですが、

イタリアにも、

カッフェ・コン・パンナ(生クリーム入りコーヒー)

というものが存在することを思い出してからは、

毎日家でコーヒーに生クリームを入れている今日この頃ですが、

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?





さて、このブログの存在意義を最近思い出しました!

決して日常のくだらないことを書き綴るためのものではなく、

毎日食べる生ハムの記録

そして、歌のレッスンで注意されたことの備忘録、ということでした。



備忘録の存在を忘れている辺りが既に矛盾していて面白い・・・



なぜ、思い出したかと言いますと、

最近は卒業に向けて沢山の曲をさらっているのですが、

譜読みに追われて忙しいせいで(ということにします)、

以前からやっている曲で、たびたび同じことを注意されていることに気がついたからです。



ということで、早速ですが、昨日のレッスンを振り返ってみましょう。



あ、ちなみに毎日の生ハム日記はもう書き尽くした感があるので、

現在は書いておりません。

もし興味があれば、今以上に駄文ですが、

http://miymaon.blog.so-net.ne.jp/

をご覧になってみて下さい。





さて、まず、発声練習からいきましょう!



いつも通り、始めは、

ドレミファミレド~、

Viieeeee-

で、これはウォーミングアップも兼ねーの、「イ」から「エ」に繋げる練習ですね。

※イで上のサイドの歯に付けている舌をエの時に歯から離してはいけません。そうすると音色が完全に変わってしまいます。イの時の歯についている圧力を僅かに緩くするくらいでいいでしょう。口はエに合わせて若干開きます。



つづけて、

ドレミファソファミレド~の音型を、

Viiiiooooo-

で、「イ」から「オ」に繋げる練習ですね。

コレがまだ若干難があります。

「オ」なった時に声の焦点が落ちてしまうのです。

特に中低音で。

※慣れないうちは「ヴィーオー」と思わずに、「ヴィーヨー」と思うといいですね。大事なことは「オ」で口が開いた時に舌が落ちてしまわないこと。「イ」の様に上の歯に付けたままっていうのは不可能ですが(←物理的には可能ですが、変な音になります)。



つづけて、

ドレミファソラシドレドシラソファミレド~の音型を、

Viiiieeooooooooooo-

で。これはやはり「イ」から「エ」「オ」へと繋げていく練習です。

たまに、高音で「オ」が後ろに行ってしまうのをどうにかしなければなりません。

色々試しているんですけどね、なかなかコレだって言う確実なイメージにたどり着きませんな~。

※注意点はやはり舌の位置。母音が変わるごとに口の開き方が変わりますが、下あごが降りるのに引きずられて舌の位置も落ちてしまうと音色がつながらず、また、こもった声になってしまいます。それをイタリアでは「ジャガイモ(または卵)をくわえた声」といいます。



そして、最後に、

ドミソドミドソミド~の音型を、

Viiooooooo-

で。初めて(か、随分久しぶり)にやったので戸惑いましたが、

まあ、狙いはその前の音型と同じ、「オ」で後ろに行かない様にですね。

やはり跳躍となると若干難しいもので、

自分でも随分やっておかないとなかなか完成しなさそうです。

特に私はアクート(高音)に難がありますからね。

つぎのレッスンまでにコレを鍛えて、先生にぎゃふんと言って頂くとしましょうか。

※この練習のポイントは最高音の前の音。その時点で最高音が出せる準備が完了していなければなりません。まあ、そう考えると、最高音の前の音の準備はその前の音で完成、その音の準備はさらにその音の前で完成・・・、なので、最初の音を出した時点で、うまくいくかどうか大体決まっているわけですな。



まあ、まだまだクリアしなければならないことはたくさんあるのですが、

カピルピ先生のレッスンも4年目になるので、

大体もう言葉はいらず、ほとんどアイコンタクトだけで発声練習は終わってしまいます。



さて、ここからはパンツァ先生が加わって曲のレッスンになるわけですが、

今回歌った曲は、



・ロッシーニ作曲「結婚手形」というオペラから Chi mai trova

・ドニゼッティ作曲「ベトリー」というオペラより Ti vedo, ti bacio

・ヴォルフの歌曲 Verborgenheit(隠棲)




一つずつ簡単にまとめると、



<結婚手形>

・曲が単調になり過ぎ。歌詞自体に意味のあまりないものだから様子を描写していかないとつまらない。

・曲の前半、休符でフレーズを切らない

・半ばで伴奏が止まるところ、自分でしっかり2拍子を感じる

・後半早くなるところから、レガートはレガート、スタッカートの部分とはっきり区別する

・後半は喜んでるのではない、怒っている(←曲が楽しいからついのりのりで歌ってしまうんです)

・no,no,no,noはスタッカートでP、Non so che farはレガートでF



<ベトリー>

・vedoの「e」は狭い、bacioの「o」も狭い

・Ti vedo, ti bacioを1フレーズで、八分音符と十六分音符をしっかり歌い分ける

・ディミヌエンドはさらに前に集め続けようとしながら

・レチタティーヴォになる部分しっかり雰囲気を変える

・カバレッタの部分レガートだがしっかりリズムを刻む

・Tutta la gloria,の部分明るく、雰囲気は変えるが暗くしない



<隠棲>

・短母音を短くしすぎない(Was,Brust等)

・語尾のRを巻きすぎない(「デるる」にしない)

・語尾を弱く歌う時にポジションまで失わない





って感じでしょうか。

やはり改めて書き出してみるとこんなにいろいろありましたねぇ。

こりゃ、コレからも何となくで終わらせちゃいけませんな。

気付いてよかったですよ、本当に。



さらに、今回は偶然オーストリアからカピルピクラスにとっての友人が遊びに来てたため、

ドイツ語も指導して頂けましたし、かなり有意義なレッスンとなりましたね。

次回は来週の土曜日、と、若干間があいてしまいますが、

今後も続けていこうと思います。

(来週の月~金はいよいよフレーニのコルソです。緊張して毎晩8時間くらいしか眠れません・・・)





そういえば、Youtubeに私が歌っている映像がありました。

もう1年以上前になりますが、今改めて観てみると、

なんて雑な演奏をしているんだ・・・、とげんなりしてしまいます。

まあ、そう感じる分だけこの1年でいい勉強をした、

と思い込むことにします。



それでは、また~
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コメント

発声

この発声練習の仕方、生徒のソルフェージュの発声準備に是非使いたいと思います。いくらソルフェージュに発声は問われないとはいえ、発声が出来ていないため音程がぶれているケースは多いので。

ウイーンのコーヒーはエスプレッソでなく濃いめのドリップでした。ザッハーホテルでザッハートルテの脇に付いてくる甘くない生クリームをコーヒーに落として飲みました。
私のおうちカフェはカッフェ コン ミニパンナ(エスプレッソコーヒークリーム入り)です。

Re: 発声

そうですね、ソルフェージュの生徒さん相手でしたら、子音は"V"よりも"M"のほうがいいかもしれません。

ウィーンでコーヒーを飲んだことがあるのですか、いいですねぇ!
私は専ら実家近所の喫茶店でウィンナーコーヒーですよ。

さらに、私はパルマの家ではインスタントコーヒーなので、やはり、カッフェ・コン・パンナというよりは、ウィンナーコーヒーですね~。なぜかわかりませんが、インスタントコーヒーが好きなんです・・・。イタリアにいるのに全く不思議なことで・・・。

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